Fintechが叫ばれて久しいですが、どちらかといえばその技術面や話題性にスポットが当たっています。
ビットコインや仮想通貨がどうこうとか、人工知能がどうこうとか、こんなスマホアプリをリリースしましたとか。
しかしながらFintechサービスが、利用者にどんなメリットを与えるのか、という議論が二の次になっています。そこをしっかり訴えられているサービスは、それほど多くはありません。
「自分たちのサービスはここがすごい!」と一方的に主張しているばかりのように見えます。
Fintechという単語を一生懸命使っているのは、消費者のためではなく、自分たちの優位性を高めるためのようにも見えます。
真に顧客のためになるFintechサービスが出るのは、もう少し先になりそうですね。今は期待感が先行しています。
だからこそ、Fintechをうたう業者は、今は「自己主張」に一生懸命なのかもしれません。
バズワードが出るといつも起こる社会現象ですけれどね。
私は冷静に業界をウォッチし、消費者のためにできることは何かを考えていきたいと思っています。
2016年09月08日
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