PCソフト、Androidアプリ、iOSアプリの3つを、一つのコードで開発できることが、最新のVisual Studioでサポートされるようになりました。個人的には、これはとても魅力的だと感じています。
.NETが登場したときのことを、思い出します。
.NETが登場したとき、私は有力な次世代の開発プラットフォームだと思いました。
なぜなら、PC用ソフトとウェブアプリの両方を、共通のアーキテクチャ、開発言語、開発プロセスで実現できるからです。
この当時は、PCソフトはVBやCで、ウェブアプリならJavaやPHPで、みたいに開発言語、開発手法が別々だったのが当たり前でした。
その一方で、PCソフトをウェブアプリに移植するような案件も多くありましたが、異なる技術への移植は決して容易ではなく、多大なコストをかけて実施される場面も多数ありました。
しかし私は、PCソフトをビジネスロジック部分とUI部分とで実装を分けて開発する手法を採用していたこともあり、既存のPCアプリを容易にウェブアプリに移植できました。
なせなら、ビジネスロジック部分はPCソフトもウェブアプリも、共通のソースコードで対応できるためです。これまた当時ブームであったMVCモデルを、PCソフト開発でも採用していたのです。
このおかげで、PCアプリも、移植後のウェブアプリも、ともに高い生産性で開発することに成功しました。
(もちろん、そのおかげで収益性も高まりましたけどね!)
現状、PCアプリ、Androidアプリ、iOSアプリは、それぞれ別々の開発言語、開発手法が採用されています。
これを.NETで統一的に扱えれば、また以前のように収益性の高い開発ビジネスを行えそうです。
この流れには、個人的にとても期待しています。
2015年10月06日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/165144300
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック
http://blog.sakura.ne.jp/tb/165144300
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック