「うちのスタッフも、ポケモンGOはじめました!」
って張り紙をしている飲食店がありました。
お店で宣言するほど、重要なことなのでしょうか?
スタッフがゲーム始めただけで、集客効果につながるのでしょうか?
謎に満ちた張り紙です(笑)
2016年07月29日
2016年07月22日
プロジェクトの異変は、メンバーの異変から始まる、という話
開発プロジェクトがうまくいかなくなり、どうにも進展しないが作業だけは山のように降りかかる暗闇プロジェクト、いわゆるデスマーチ。
暗闇プロジェクトに関する記事を読み、いろいろ思うところがありました。
【現場に行かずにマネジャーが危機の予兆をつかむ方法は存在する】
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/14/120500119/070600051/
暗闇プロジェクトの始まりにいかに気付くか、またそうならないようにどうしていけばよいか、いくつかの具体例が紹介されています。
私の感覚的な話になりますが、暗闇プロジェクトの始まりは、メンバーの異変から始まるケースが多いかなあ、と感じます。
今までと仕事ぶりが変わってきたとか、今までできていたことができなくなるとか、今までになかった何かに急に執着するようになるとか、逆に今までのこだわっていたことや当たり前のようにしていたことをしなくなる、など。
これは、プロジェクトの暗闇部分に気付いたメンバーが発するサインです。
プロジェクトのリーダー、マネージャーは、こういった異変に気づき、先手を打って行動することが重要です。
そのためには、日々のメンバーの様子を知っていないといけません。
責任者が、プロジェクトリーダーなどの上位層とだけコミュニケーションをとっていると、細かい現場の異変には気づけないかもしれませんね。
そんなことを思った記事だったので、こちらで紹介しました。
暗闇プロジェクトに関する記事を読み、いろいろ思うところがありました。
【現場に行かずにマネジャーが危機の予兆をつかむ方法は存在する】
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/14/120500119/070600051/
暗闇プロジェクトの始まりにいかに気付くか、またそうならないようにどうしていけばよいか、いくつかの具体例が紹介されています。
私の感覚的な話になりますが、暗闇プロジェクトの始まりは、メンバーの異変から始まるケースが多いかなあ、と感じます。
今までと仕事ぶりが変わってきたとか、今までできていたことができなくなるとか、今までになかった何かに急に執着するようになるとか、逆に今までのこだわっていたことや当たり前のようにしていたことをしなくなる、など。
これは、プロジェクトの暗闇部分に気付いたメンバーが発するサインです。
プロジェクトのリーダー、マネージャーは、こういった異変に気づき、先手を打って行動することが重要です。
そのためには、日々のメンバーの様子を知っていないといけません。
責任者が、プロジェクトリーダーなどの上位層とだけコミュニケーションをとっていると、細かい現場の異変には気づけないかもしれませんね。
そんなことを思った記事だったので、こちらで紹介しました。
2016年07月18日
生き残るFintechサービスとは
先日、生き残るFintechサービスとは何か、について議論する機会がありました。
世間のFintechメディアより、中身が濃く将来性のある話を、たくさん聞き、たくさん話してきました。
その時に出た話題を、覚えている限り列挙してみます。
参考になるところがあれば役立ててください。
===============
Fintechをうたうサービスはたくさんあるが、消費者にとって「自分の課題の解決」につながるものが注目される。
これまでにもあったような、誰にでも当てはまるサービスは、それほど注目されないだろう。
世の中にたくさんある不特定多数の「自分の課題」を的確に解決できるところが、ITが武器となる点である。
いつでもできる情報処理の形態が、数年前はメールだったが、今はスマホの普及で「アプリ」に変わっている。
文字の処理ではできなかった高度なことが、誰でも手軽にできるようになっている。このインフラをうまく活用することが重要。
とはいえ、メールによる言葉の伝達は汎用性がある。アプリはある特定のことを専門的にこなすのは得意だが、「自然言語」にかなわない点もある。機械学習、自動応答、と言った領域で活躍している人は、この点を抑えたほうがよい。
消費者の中では、中立性、経済性を求める動きが強くなっている。これにこたえるサービスは顧客受けしやすいかも。
資産運用に関しては、「どんどん儲けたい、高いリターンを出したい」というニーズではなく、「損をせずにそこそこ安定的なリターン」を望むニーズも増えている。だからと言ってロボアドバイザーがこれに答えられるわけではない。
金融業界が「金融」の中に閉じるのではなく、他の業界との連携でその価値を引き出し高めていくことが重要。
有力な金融サービスは、場合によっては既存の金融サービスを買収していくかもしれない。
海外では、銀行口座の入出金、残高照会、送金ができるシステムの仕組みが提供されている。
これにより、いろいろな人が、銀行口座を便利に使うアプリを開発できる環境が作られている。
日本もようやく、この動きが始まってきた。海外と同じような流れになるかもしれないが、日本特有の「個人情報に対する考え方」「自分資産を活用に対する考え方」「自分の資産を公開することに対する抵抗感」などをどう踏まえてサービスを作りこむかがポイントになりそうだ。
近い将来、税理士、FPの業務がコンピュータに置き換えられることもありえる。しかし税理士、FPの業務がクラウド化されたとき、そのクラウドシステムにノウハウを提供し続けられる税理士やFPは、その専門性を生かし続けることができる。
ITが発達してもプログラマーやシステム設計者がいなくなることはない、という概況というか前提というかビジネス原理というか、これを自分の業務領域で応用できる人は、どの業界であっても、いつの時代も、重宝される存在になりえる。
IT業界から新たな金融サービスが次々と誕生しているが、金融機関もお金を出してITに強い人材を雇い、自らITサービスを生み出す動きもある。
日本の金融機関は、ITに弱く、技術を受け入れる体制が海外と違う。
法規制、コンプライアンス、責任の取り方など、日本固有の壁がある。
資産運用の世界で、インデックス投資やリバランスが強くうたわれているが、なぜそうするのか、どこにメリットがあるのかはほとんど語られていないし、適切な説明もなされていない(説明する側も正確かつ深い知識を有していない)。
さまざまなことがIT化されても、相変わらず。
商品販売を中心にする金融機関は、今後の市場の戦いでは厳しいかもしれない。
「販売」ではなく顧客受けする商品やサービスを「創る」金融機関が競争力を維持し続けられる。
大手銀行のネットサービスは、顧客層や収益率の観点から、お年寄りに受け入れられるものにしないといけない。
ベンチャーがいろいろな技術を出しており、それを取り込もうと考えているが、ベンチャーの技術はそのまま高齢者には受け入れられないものも多い。
海外の金融サービス、ITサービスを持ってくればよいというものではない。
海外のFintechサービスのまねをしたり、追いかけているばかりでもいけない。
日本人の文化、お金に対する考え方、ニーズを踏まえた上でサービスを作っていく必要がある。
世間のFintechメディアより、中身が濃く将来性のある話を、たくさん聞き、たくさん話してきました。
その時に出た話題を、覚えている限り列挙してみます。
参考になるところがあれば役立ててください。
===============
Fintechをうたうサービスはたくさんあるが、消費者にとって「自分の課題の解決」につながるものが注目される。
これまでにもあったような、誰にでも当てはまるサービスは、それほど注目されないだろう。
世の中にたくさんある不特定多数の「自分の課題」を的確に解決できるところが、ITが武器となる点である。
いつでもできる情報処理の形態が、数年前はメールだったが、今はスマホの普及で「アプリ」に変わっている。
文字の処理ではできなかった高度なことが、誰でも手軽にできるようになっている。このインフラをうまく活用することが重要。
とはいえ、メールによる言葉の伝達は汎用性がある。アプリはある特定のことを専門的にこなすのは得意だが、「自然言語」にかなわない点もある。機械学習、自動応答、と言った領域で活躍している人は、この点を抑えたほうがよい。
消費者の中では、中立性、経済性を求める動きが強くなっている。これにこたえるサービスは顧客受けしやすいかも。
資産運用に関しては、「どんどん儲けたい、高いリターンを出したい」というニーズではなく、「損をせずにそこそこ安定的なリターン」を望むニーズも増えている。だからと言ってロボアドバイザーがこれに答えられるわけではない。
金融業界が「金融」の中に閉じるのではなく、他の業界との連携でその価値を引き出し高めていくことが重要。
有力な金融サービスは、場合によっては既存の金融サービスを買収していくかもしれない。
海外では、銀行口座の入出金、残高照会、送金ができるシステムの仕組みが提供されている。
これにより、いろいろな人が、銀行口座を便利に使うアプリを開発できる環境が作られている。
日本もようやく、この動きが始まってきた。海外と同じような流れになるかもしれないが、日本特有の「個人情報に対する考え方」「自分資産を活用に対する考え方」「自分の資産を公開することに対する抵抗感」などをどう踏まえてサービスを作りこむかがポイントになりそうだ。
近い将来、税理士、FPの業務がコンピュータに置き換えられることもありえる。しかし税理士、FPの業務がクラウド化されたとき、そのクラウドシステムにノウハウを提供し続けられる税理士やFPは、その専門性を生かし続けることができる。
ITが発達してもプログラマーやシステム設計者がいなくなることはない、という概況というか前提というかビジネス原理というか、これを自分の業務領域で応用できる人は、どの業界であっても、いつの時代も、重宝される存在になりえる。
IT業界から新たな金融サービスが次々と誕生しているが、金融機関もお金を出してITに強い人材を雇い、自らITサービスを生み出す動きもある。
日本の金融機関は、ITに弱く、技術を受け入れる体制が海外と違う。
法規制、コンプライアンス、責任の取り方など、日本固有の壁がある。
資産運用の世界で、インデックス投資やリバランスが強くうたわれているが、なぜそうするのか、どこにメリットがあるのかはほとんど語られていないし、適切な説明もなされていない(説明する側も正確かつ深い知識を有していない)。
さまざまなことがIT化されても、相変わらず。
商品販売を中心にする金融機関は、今後の市場の戦いでは厳しいかもしれない。
「販売」ではなく顧客受けする商品やサービスを「創る」金融機関が競争力を維持し続けられる。
大手銀行のネットサービスは、顧客層や収益率の観点から、お年寄りに受け入れられるものにしないといけない。
ベンチャーがいろいろな技術を出しており、それを取り込もうと考えているが、ベンチャーの技術はそのまま高齢者には受け入れられないものも多い。
海外の金融サービス、ITサービスを持ってくればよいというものではない。
海外のFintechサービスのまねをしたり、追いかけているばかりでもいけない。
日本人の文化、お金に対する考え方、ニーズを踏まえた上でサービスを作っていく必要がある。
2016年07月06日
何のために新しい技術を学ぶのか
IT業界は新しい技術が次々と登場し、仕事上も学ぶことが多くあります。
しかし、学んだことをどのように活かしていくか、という視点のほうがとても大切です。
いろいろな新しい技術、話題の技術に飛びつくのが好きな人がいます。
あっちこっちの技術勉強会に顔を出したり、いろんな技術を自分でさわってみたりと好奇心はとても旺盛です。
しかし、それを使ってお客様の役に立つ活動をするという発想にならない人も多いのです。
結果、ビジネス視点の人たちからは「技術おたく」とみなされ、まわりまわって給料が上がらないという結果になっていたりします。
「学んだことは、現実社会で誰かのために役立てよう」
顧客のビジネスを支援できるエンジニアが望まれています。
こういう発想で活動できる人が、増えてほしいですね。
しかし、学んだことをどのように活かしていくか、という視点のほうがとても大切です。
いろいろな新しい技術、話題の技術に飛びつくのが好きな人がいます。
あっちこっちの技術勉強会に顔を出したり、いろんな技術を自分でさわってみたりと好奇心はとても旺盛です。
しかし、それを使ってお客様の役に立つ活動をするという発想にならない人も多いのです。
結果、ビジネス視点の人たちからは「技術おたく」とみなされ、まわりまわって給料が上がらないという結果になっていたりします。
「学んだことは、現実社会で誰かのために役立てよう」
顧客のビジネスを支援できるエンジニアが望まれています。
こういう発想で活動できる人が、増えてほしいですね。
2016年07月05日
Excelで、あるセルのデータがどこで使われているかを調べる方法
Excelで、あるセルに入力した数字や文字が、どのセルで使われているのかを調べなければならなくなりました。
計算式が複雑に入り組んでいるので、どのセルとどのセルが、どのように関連しているかを調べるのが非常に困難なExcelファイルだったのです。
この機会に知ったのですが、なんとExcelの標準機能で簡単に調べることができます。知らなかった・・・
数式タブの中にある「参照元のトレース」という機能で、あるセルが、どのセルから使われているかを知ることができます。
ご丁寧に、矢印でそのセルを指示してくれます。
これは便利です!もっと早く知っていればよかった・・・。
この機能は、下記ページで詳しく解説されています。
http://tipstour.net/office/excel/8755
ちなみに、矢印で場所を知る以外に、該当セルに瞬間移動する(アクティブセルを移動させる)機能もあります。
Ctrl+] と、Ctrl+[ のキーで、参照されているセルや、参照しているセルを選択することができますが、選択するだけでなくそのうちの一つのセルに瞬間移動もできます。
これも、使いどころがあって便利です。今後、積極的に活用していこうと思いました。
計算式が複雑に入り組んでいるので、どのセルとどのセルが、どのように関連しているかを調べるのが非常に困難なExcelファイルだったのです。
この機会に知ったのですが、なんとExcelの標準機能で簡単に調べることができます。知らなかった・・・
数式タブの中にある「参照元のトレース」という機能で、あるセルが、どのセルから使われているかを知ることができます。
ご丁寧に、矢印でそのセルを指示してくれます。
これは便利です!もっと早く知っていればよかった・・・。
この機能は、下記ページで詳しく解説されています。
http://tipstour.net/office/excel/8755
ちなみに、矢印で場所を知る以外に、該当セルに瞬間移動する(アクティブセルを移動させる)機能もあります。
Ctrl+] と、Ctrl+[ のキーで、参照されているセルや、参照しているセルを選択することができますが、選択するだけでなくそのうちの一つのセルに瞬間移動もできます。
これも、使いどころがあって便利です。今後、積極的に活用していこうと思いました。