ちょっとした、独り言的つぶやきです。
顧客の要望・問題点を解決していくのは、ビジネスでは当然のこと。
(そうしないと、顧客はついてこない)
しかし、それを表面的に解決するのではなく、顧客の要望や問題点により一歩踏み込んで解決することが、他の同業より優れたビジネスを行うための原動力になります。
顧客が訴える要望や問題点は、実は氷山の一角にすぎず、もっと根本的な要望や問題点が存在している場合もあります。この時、顧客の要望・問題点を表面的に解決しても、次々に別の新たな課題が出続けてしまい、なかなか根本的な解決につながらないこともあるわけです。
顧客が訴えたことは課題の一部であり、それを表面的に解決するのは部分的な解決にすぎません。
なので、その根本的な部分、本質的なところを解決することが大切なのです。
そのような取り組みを、顧客が訴える前に先行して活動できれば、なお素晴らしいです。
結果的には顧客の要望を実現し、問題を解決できるのですが、いわゆる「潜在的な課題を解決、潜在的なニーズを満たす」といわれる活動を実現することにもなります。
これは、企画の領域に近いです。無から有を生み出す活動に似ています。
このレベルに達することができれば、同業より優れた存在として、活躍し続けることができるのではないでしょうか。
たくさんの経験を通して、企画の発想で根本的な課題解決ができる人が増えてほしい。
抽象的なお話でしたが、こんなことを思ったのでした。