先日、東証が取り組んでいるシステム設計についての記事を見ました。
コーディング過程で仕様上の疑問が発生すれば、常に設計レベルで見直すルールになっているそうです。
仕様は常に正しいもので、プログラマーはそれに沿って作ればよい、という発想の人たちもいますが、設計レベルで見直すことを絶対やれ、という品質へのこだわりは、多くの方に見習ってほしいところです。
それと、設計工程においては、二人の人が設計を行い、最終的に優れたほうを採用する制度もあるそうです。
これは面白い取り組みですね。一般のベンダーでは絶対やらないですね、こんなこと。
優れたほうの設計を採用するとのことですが、両者のいいところどりをしたほうが品質が高まるという場面もあるのではないかと思いました。
以上のような東証の取り組みはユニークで興味を持ちましたが、どうしてもコスト高になりますね。
費用をかけてでも品質を重要視する開発プロジェクトでは、参考になると思います。